流行の最先端を行くシアトルの2つの工業地区。

ソードー

「ダウンタウンの南（South of Downtown）」を意味するソードーは、倉庫や軽工業の工場の中に活気あるギャラリーやレストラン、新興企業が生まれ、若返りを遂げた街です。バスやライトレールトレインに乗って、この街のおしゃれなスポーツスタジアムに行ってみましょう。ここにはたくさんのバーや醸造所もあります。

ソードーで食べる

まずはハドソン（Hudson）でしっかりフライされたフレンチトーストにかぶりつきましょう。そのあとは、ジャックスBBQ（Jack’s BBQ）で黒目豆のサラダやじっくりスモークされたお肉をお試しください。このエリアで成長著しいビールシーンをチェックするには、ちょっと変わったガストロポッド（Gastropod）やスクーナー・エグザクト・ブリューイング（Schooner Exact Brewing）、大手醸造所ピラミッド・エールハウス（Pyramid Alehouse）に行ってみましょう。ウエストランド・ディスティラリー（Westland Distillery）ではツアーの参加や試飲もできます。

ソードーで買う

マリナーズ・チーム・ストア（Mariners Team Store）、シーホークス（Seahawks）、サウンダーズFCプロショップ（Sounders FC Pro Shop）で、チームグッズを手に入れましょう。近くのフィルソン（Filson）の旗艦店には、武骨なゴールドラッシュ時代にインスピレーションを受けたギアが並び、アウトドアファンや流行に敏感な人々が集まります。週に2回、お店の下の階にある製造フロアへのツアーも開催されています。

ソードーで遊ぶ

インディーズのクールな公演ラインナップで有名なコンサート会場、ショーボックス・ソードー（Showbox SoDo）や、訪問者が体験できるレーニア・グラス・スタジオ（Rainier Glass Studio）のガラスの吹きづくりワークショップは、ソードーを訪れる人々の創造力を開花させてくれます。また、野球場のセーフコ・フィールド（Safeco Field）、サッカーとアメリカンフットボールのスタジアム、センチュリーリンク・フィールド（CenturyLink Field）もあります。

ジョージタウン

南側がボーイング・フィールド（Boeing Field）と接しているこの工業倉庫地帯は、自由奔放なブルーカラーのシックな人々を生んできました。鉄道操車場、アンティークショップ、改築されたロフトが入り乱れ、目の肥えたビート族も、おしゃれに敏感な人々も、この独創的な街に自分たちの居場所を作ってきました。

ジョージタウンで食べる

この街の芸術的な雰囲気は、ヴィーガン料理を提供するパンク風のジョージタウン・リカー・カンパニー（Georgetown Liquor Company）や、ジェームズ・ビアード賞に輝いたシェフ、マット・ディロン（Matt Dillon）のショーケースとなっているザ・コーソン・ビルディング（The Corson Building）のようなまったく正反対の雰囲気のお店も惹きつけています。地元の人には、高級メキシコ料理のフォンダ・ラ・カトリーナ（Fonda La Catrina）や、店内で淹れたアールグレイのジンを楽しめる、シャッフルボードを配したサルベージ風インテリアのスター・ブラス・ワークス・ラウンジ（Star Brass Works Lounge）も人気です。

ジョージタウンで買う

ジョージタウン・トレイラー・パーク・モール（Georgetown Trailer Park Mall）にはビンテージのキッチュな品々が並び、エアストリーム（Airstream）トレーラーの中では職人が手作りの製品を販売しています。ディストリクト（District）では、アート性のある風刺的なファウンド・オブジェを扱っています。この街で最も古くから営業を続けている食料品店、カールトン・アベニュー・グローサリー（Carleton Avenue Grocery）は、地元産の食品とアンティーク品を販売しています。

ジョージタウンで遊ぶ

ここでの必訪スポットは、この街のシンボル、航空博物館（Museum of Flight）です。エアフォースワンからスペースシャトルの訓練装置まで、あらゆるものが展示されています。スクール・オブ・アクロバティックス&ニュー・サーカス・アーツ（School of Acrobatics & New Circus Arts）で自由に動いて楽しんだり、毎月第2土曜日に開催されるジョージタウン・アート・アタック（Georgetown Art Attack）のアーツ・アンド・クラフツ運動に参加して近くの通りに繰り出したりしてみましょう。